■STEP3 水作りについて |
ここでは、熱帯魚がすみやすい水の作り方を説明したいと思います。
熱帯魚は水質の変化にとても敏感な魚です。あわない水に入れればすぐに死んでしまう可能性もあります。と、聞くとすごく難しそうに聞こえますが、慣れれば問題ないと思います(自分もまだまだですが;)。 |
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では、どのような水を作れば良いのでしょうか。簡単に言うとバクテリアが多く繁殖している水をつくることが大事です。バクテリアは水・ろ過器・砂などに繁殖します。
バクテリアは水の濾過をしてくれます。例えば「魚が出す糞」「食べ残し」「かれた水草」から出るアンモニアを分解してくれます。
アンモニアは分解されると亜硝酸になります。亜硝酸はバクテリアが更に分解して硝酸塩にかわります。硝酸塩は魚にとってそれほど有害ではないのですが、増えすぎると魚の体調が悪くなります。硝酸塩は水換え(1/3程度)で取り除きます。
アンモニアと亜硝酸は魚にとってとても有害でこれが増えすぎると魚が病気になったり死んでしまったりします。こうならないためにも水づくりは必ず必要です。 |
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水の作り方ですが、まず水道水の塩素を抜くことからはじまります。塩素は魚にとってとても有害です。
水道の水は1~2日放置しておけばほぼ無くなるようですが、塩素中和剤等を使用しても良いでしょう。
[どちらかの方法で]
・水を入れてから1~2日放置します。
・塩素中和剤を商品の説明書に書いてある適量入れます。
塩素を抜いたらあとはバクテリアの繁殖を待ちます。市販のバクテリア液を入れると良いでしょう。丈夫な魚を1~2匹入れてもバクテリアは繁殖するようですが、その間に魚が死んでしまっては可愛そうなので私はバクテリア液を使っています。
バクテリア液を入れたらそのまま1~2週間フィルターを動かしたまま放置します。その間にフィルター内の濾過材や底砂にバクテリアが繁殖して魚のすみやすい水に変わっていきます。
時がくれば後は魚を入れるだけです。念のため魚を入れる前にph値試験紙でph値を計ることをお勧めします。
ph値とは水質がアルカリ性か酸性かの値で多くの熱帯魚はph値6~7を好みます。水温は24~27度が適しています。魚の種類によって適した値があるので調べることをお勧めします。 |
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※水に関しては水換えも必要になってくるので水換えについてもご覧下さい。 |
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